個人ブログを運営していると、ChatGPTに相談する内容がどんどん増えてきます。
記事の構成を考える。
WordPressの改善について相談する。
SNSからブログへの導線を考える。
画像生成の方向性を整理する。
AI活用そのものについて考える。
最初は、一つのチャットで相談していても何とかなります。
しかし、相談内容が増えてくると、だんだん話題が混ざってきます。
記事作成の話をしていたはずなのに、途中でSNS運用の話になる。
WordPress改善の相談をしていたのに、別の企画の方針が混ざる。
AI活用の考え方と、実際の記事作成の作業が同じ場所に積み重なっていく。
こうなると、あとから見返すのも大変です。
そこで私は、ChatGPTのプロジェクト機能を使い始めました。
目的は、AIとの作業場所を分けることです。
この記事では、ChatGPTのプロジェクト機能を使い始めて分かった、作業部屋を分ける大切さと、Project Sourceを確認しながら使う必要性についてまとめます。
AIとの相談内容が増えると、一つのチャットでは混ざりやすい
ChatGPTを使い始めた頃は、一つのチャットでいろいろ相談しても、それほど困りませんでした。
むしろ、同じ場所に話を積み重ねることで、前提が残りやすいと感じていました。
ただ、ブログ運営にAIを本格的に使い始めると、相談内容が増えていきます。
私の場合、主に次のような相談があります。
- 記事作成
- WordPress改善
- SNS運用
- 画像生成
- AI活用の方針整理
- サイト内の新しいコンテンツづくり
これらはすべてブログ運営に関係しています。
しかし、実際の作業内容はかなり違います。
記事作成では、文章の流れや読者への伝わり方を考えます。
SNS運用では、投稿文やブログへの導線を考えます。
WordPress改善では、ページ構成や表示の調整を考えます。
画像生成では、構図や雰囲気を考えます。
AI活用の方針整理では、そもそもAIをどう使うのかを考えます。
同じ「ブログ運営」でも、必要な前提が違います。
そのため、一つのチャットにすべてを入れると、だんだん作業場所が散らかっていく感覚がありました。
机の上に、原稿、工具、写真、メモ、設定資料を全部広げたような状態です。
どれも必要なものではあります。
でも、同じ場所に重ねすぎると、今やりたい作業が見えにくくなります。
ChatGPTとの会話も、それに近いと感じました。
一つのチャットに何でも入れると、前提は増えます。
ただ、そのぶん話題も重なります。
今は記事本文を作りたいのか。
運営方針を考えたいのか。
SNS投稿を整えたいのか。
画像の方向性を詰めたいのか。
そこが曖昧になると、AIへの相談もしにくくなります。
ChatGPTのプロジェクト機能で作業部屋を分けることにした
そこで、ChatGPTのプロジェクト機能を使って、作業内容ごとに場所を分けることにしました。
私が意識したのは、「何のためにAIと話す場所なのか」を分けることです。
実際には、次のような考え方で分けていきました。
- SNS運用の全体方針を考える場所
- 実際の投稿文を作る場所
- 記事作成の方針を考える場所
- 実際に記事本文を作る場所
- AI活用そのものを整理する場所
- サイト内の新しいコンテンツについて考える場所
こうして分けると、それぞれの場所で扱う話題がはっきりします。
特に大事だと感じたのは、方針を考える部屋と、実作業をする部屋を分けることです。
たとえば、SNS運用でも、全体方針を考える作業と、実際の投稿文を作る作業は違います。
全体方針では、どんな読者に届けたいのか、ブログへどうつなげたいのか、どんな発信を積み上げるのかを考えます。
一方で、投稿文作成では、実際に投稿する文章を整えます。
この二つを同じ場所で進めると、方針の話と実作業が混ざりやすくなります。
記事作成でも同じです。
記事全体の方向性を決める相談と、本文を実際に書く相談では、必要な集中の仕方が違います。
方針を考える場所では、少し広い視点で話したい。
本文を作る場所では、文章そのものに集中したい。
そのため、作業部屋を分けることには意味があると感じました。
もちろん、最初から完璧に分けられるわけではありません。
使っていくうちに、「この部屋は範囲が広すぎる」「この部屋は分けなくてもよかった」と感じることもあると思います。
それでも、一度大きく作業場所を分けることで、AIとの会話が整理しやすくなりました。
Project SourceはAI任せにせず、自分で確認する必要があった
プロジェクト機能を使うときに、Project Sourceも用意しました。
Project Sourceとは、そのプロジェクトで使う前提情報をまとめておく資料のようなものです。
たとえば、その作業場所では何を扱うのか。
どんな方針で進めるのか。
どんなことを避けるのか。
どのような目的で使うのか。
こうした情報を入れておくと、毎回同じ前提を説明しなくても済みます。
ただ、実際に作ってみて感じたのは、Project SourceもAI任せにしすぎてはいけないということです。
AIにたたき台を作ってもらうことはできます。
しかし、生成された内容を確認してみると、自分の意図とは少し違う内容や、今は不要な情報が入っていることがありました。
たとえば、その作業部屋では扱わない予定の話題まで前提に入っていたり、今後の作業には不要な説明が長く入っていたりすることがありました。
内容として完全に間違っているわけではありません。
でも、その部屋で実際に使うには少し重い。
あるいは、前提として入れておくと、AIの回答が別方向に引っ張られそうだと感じる。
そういう情報が混ざることがあります。
そのため、私はProject Sourceの内容を確認し、不要な部分を指摘して修正しました。
さらに、修正した内容をもう一度見直し、実際に使う前提情報として合っているかを確認しました。
ここで大事なのは、Project Sourceは「AIが作ってくれたから完成」ではないということです。
AIが作るのは、あくまでたたき台です。
そのプロジェクトで本当に必要な前提か。
今後の作業に合っているか。
余計な情報が混ざっていないか。
自分のブログ運営の方向性とズレていないか。
こうした部分は、人間側が確認する必要があります。
Project Sourceは、AIに渡す作業説明書のようなものです。
説明書がズレていれば、そこから返ってくる回答もズレやすくなります。
だからこそ、作ることよりも、確認して整えることが大切だと感じました。
アプリ版とブラウザ版は、作業内容で使い分けたい
プロジェクト機能を使い始める中で、ChatGPTをどこで使うかも考えるようになりました。
普段はアプリ版を使うことが多いです。
アプリ版は開きやすく、一つの相談に集中するときは使いやすいと感じています。
一方で、複数のプロジェクト内容を見比べながら作業するときは、ブラウザ版の方が便利な場面もありました。
ブラウザ版なら、タブを複数開けます。
たとえば、あるプロジェクトのProject Sourceを確認しながら、別のプロジェクトの内容を見る。
複数のチャットルームを開いて、役割の違いを確認する。
必要に応じて、ブログの管理画面やNotionも別タブで開く。
こうした作業では、ブラウザ版の方が進めやすいと感じました。
そのため、私の中では、アプリ版をメインにしつつ、複数の内容を確認するときはブラウザ版を補助的に使うのが良さそうだと考えています。
大事なのは、どちらが優れているかではなく、作業内容に合わせて使い分けることです。
AIとの作業環境を整えるという意味では、アプリ版とブラウザ版の使い分けも、意外と大事だと感じました。
作業部屋を分けるときに気をつけたいこと
プロジェクト機能は便利ですが、作業部屋を増やせば増やすほど良いわけではないとも感じました。
細かく分けすぎると、今度はどこで何を話せばいいのか分からなくなる可能性があります。
そのため、分けるときは目的をはっきりさせる必要があります。
今回の経験から、私は次の流れで考えると使いやすいと感じました。
- まず相談内容を洗い出す
- 方針を考える場所と実作業の場所を分ける
- Project Sourceには、その部屋で必要な前提だけを入れる
- AIが作った前提情報を確認して、不要な内容を削る
- 使いながら部屋の役割を見直す
- 複数確認が必要な作業ではブラウザ版も使う
特に大事なのは、Project Sourceを入れて終わりにしないことです。
前提情報は、多ければ良いわけではありません。
その部屋で本当に使う情報が入っているか。
逆に、余計な情報が入っていないか。
他の部屋で扱うべき内容まで混ざっていないか。
ここを見ておく必要があります。
作業部屋を分けるということは、ただチャットを増やすことではありません。
それぞれの部屋に役割を持たせることです。
この部屋では何を扱うのか。
何は扱わないのか。
どんな前提をAIに渡すのか。
そこを決めておくと、ChatGPTとの作業が進めやすくなると感じました。
まとめ:AIとの作業が増えたら、相談場所も整える必要がある
今回、ChatGPTのプロジェクト機能を使い始めて、AIとの作業場所を分ける大切さを感じました。
ブログ運営にAIを使っていると、相談内容はどんどん増えていきます。
記事作成、SNS運用、WordPress改善、画像生成、AI活用の方針整理。
どれもつながってはいますが、同じ場所にすべてを積み上げると、だんだん混ざっていきます。
だからこそ、作業内容ごとに場所を分けることが必要だと感じました。
ただし、プロジェクトを作れば自動でうまくいくわけではありません。
Project Sourceの内容は確認する必要があります。
不要な情報が入っていれば修正する必要があります。
アプリ版とブラウザ版も、作業内容に応じて使い分けた方がよさそうです。
AIを活用するということは、AIに何かを任せるだけではありません。
AIと作業するための環境を、人間側が整えることでもあります。
次回からは、プロジェクトを作るときに「この部屋で扱うこと」「扱わないこと」「必要な前提情報」を先に決め、Project Sourceも確認しながら整えていきたいと思います。
