Notionに日記DBを作った理由。記録をネタ化しすぎないための使い分け

最近、Notionに新しく「日記DB」を作りました。

すでに私は、気づきや違和感を残すための「泉DB」と、ブログ運営やAI活用の作業を記録するための「運営・ツール・AI活用ログDB」を使っています。

それでも、もうひとつ別に「日記DB」が必要だと感じました。

理由は、記録を増やすほど、逆に「自分のためだけの記録」が減っているように感じたからです。

ブログのネタになるか。
AIに渡せるナレッジになるか。
作業ログとして後から使えるか。

そう考えながら記録を続けていると、いつの間にか、ただ一日を整えるための言葉を置く場所が少なくなっていました。

もちろん、記録を記事やナレッジに活かすことは大切です。
このブログも、AIを相棒にしながら個人ブログを育てていく日々の記録として運営しています。

けれど、すべての記録を「何かに使える素材」として見すぎると、自分の内側を落ち着かせるための場所がなくなってしまう。

そう感じたので、今回はNotionに日記DBを作ることにしました。

この記事では、私がなぜ日記DBを作ったのか、泉DBや作業ログとどう使い分けようとしているのか、実際に用意した項目やテンプレートについて書いていきます。

個人ブログを運営している人、AIを活用しながら記録を残したい人、Notionで日々の振り返りを整えたい人の参考になればうれしいです。

記録が「素材化」しすぎていると感じた

私は最近、ブログ運営やAI活用について、かなり意識的にログを残すようにしています。

WordPressで変更したこと。
SNSから本館ブログへの導線を考えたこと。
AIと一緒に記事構成を作ったこと。
作業中に気づいたことや、違和感として残しておきたいこと。

こうした記録は、後から記事のネタになったり、自分用のナレッジになったりします。

実際、こうした記録があると、後から記事を書く時に「あの時の違和感」を拾いやすくなります。
AIに相談する時も、過去の考えや作業の流れを共有しやすくなります。

これはとても便利です。

特にAIを相棒にしながらブログを育てていくなら、自分の考えや作業の履歴をAIに共有しやすい形で残しておくことは大切だと感じています。

ただ、その一方で、少し違和感もありました。

記録する時に、無意識のうちに「これは後で使えるか」「記事になるか」「AIに渡せる情報になるか」と考えてしまうのです。

もちろん、それ自体は悪いことではありません。

でも、すべての記録が未来の成果物やナレッジに向かいすぎると、ただ自分を落ち着かせるための記録がなくなってしまいます。

私は、そこに少し窮屈さを感じました。

そこで、ネタ化やナレッジ化を主目的にしない場所として、日記DBを作ることにしました。

日記DBは、まず自分のための場所です。

結果的に記事の材料になることはあっても、最初から記事にするために書くのではありません。

一日の終わりに、自分の状態を少し整えるための場所として使いたいと考えています。

泉DB・作業ログ・日記DBを分けることにした

今回の日記DBは、既存の記録DBとは役割を分けています。

私の中では、今のところ次のように整理しています。

DB役割
泉DB気づき・違和感・疑問・仮説・アイデアなど、湧いたものを残す
運営・ツール・AI活用ログDBブログ運営、ツール改善、AI活用などの作業記録を残す
日記DB一日の振り返りや、自分を整えるための言葉を残す

泉DBは、湧いたものを残す場所

泉DBは、自分の中から湧いてきたものを残すためのDBです。

一般的に言えば、アイデアメモや気づきメモに近いものです。
ただ、私の中では、単なるネタ帳というよりも、気づき・違和感・疑問・仮説・感情などを一度受け止める場所として使っています。

たとえば、ブログ運営中にふと思ったこと、AIを使っていて感じた違和感、読書中に引っかかった言葉、SNS運用で見えた仮説などを入れます。

ここでは、最初から使い道を決めすぎないようにしています。

「これは記事になる」
「これはナレッジになる」
「これはただの気分だから不要」

と入力時点で判断しすぎると、後から大事になるかもしれない芽を捨ててしまうからです。

だから泉DBは、どちらかというと「思考の種」を集める場所です。

運営・ツール・AI活用ログDBは、作業の履歴を残す場所

運営・ツール・AI活用ログDBは、もう少し実務寄りです。

たとえば、WordPressでどんな改善をしたか、AIに何を手伝ってもらったか、SNS導線をどう見直したか、ツールの使い方で何を学んだかなどを残します。

これは後から見返すと、自分のブログ運営の改善履歴になります。

AI活用についても、「AIが何をしてくれたか」だけではなく、「その時に自分が何を判断したか」を残しておくことが大切だと感じています。

AIに任せた部分と、人間側が判断した部分を分けておくと、後で振り返った時に学びになりやすいからです。

日記DBは、自分を整える場所

日記DBは、この2つとは目的が違います。

泉DBが思考の種。
作業ログが運営の履歴。
日記DBは、一日の終わりに自分を整える場所。

こう考えることにしました。

もちろん、日記DBに書いたことが、後から記事の材料になることもあると思います。

でも、それは結果としてそうなるだけです。

最初から「ネタにしよう」と思って書くのではなく、まずは今日の自分を少し落ち着かせるために書く。

その距離感を大事にしたいと思いました。

手帳の断片を、夜にNotionへまとめる

日記DBを作るにあたって、手帳との使い分けも考えました。

私は手帳も好きなので、すべてをNotionに集約したいわけではありません。

むしろ、リアルタイムで浮かんだ断片は、手帳に残す方が合っていることも多いです。

手書きの方が、まだ文章になる前の感覚をそのまま置けることがあります。

一方で、手帳だけに残しておくと、後からAIと一緒に振り返りたい時には少し不便です。

そこで、次のように分けることにしました。

  • 日中の断片は手帳に残す
  • 一日の終わりに手帳を見返す
  • 必要なものをNotionの日記DBへまとめる

手帳は、その場の感覚を受け止める場所。

Notionの日記DBは、一日の終わりに整えて残す場所。

この分担にすると、アナログの良さも残しつつ、AIと共有しやすい記録にもできます。

たとえば、1週間分の日記を見返して、どんな時に疲れやすいのか、どんな記録が自分を落ち着かせているのかをAIと一緒に整理できるかもしれません。

「この日は作業量が少ないのに疲れている」
「猫達のことを書いた日は、気持ちが少し戻っている」
「感謝項目が書けない日が続いている」

こうした変化は、その日だけを見ていると気づきにくいことがあります。

もちろん、日記DBを分析のためだけに使いたいわけではありません。
けれど、必要な時にAIと一緒に振り返れる形にしておくと、自分の状態を見直す助けになりそうだと感じています。

日記DBのプロパティは最小限にした

日記DBのプロパティは、あまり増やしすぎないことにしました。

入力するたびに迷う項目が多いと、続かなくなるからです。

用意したプロパティは、次の4つです。

プロパティ目的
タイトルその日の日記の見出し
日付いつの日記か分かるようにする
カテゴリー後から見返すためのジャンル分け
参照URL・元情報関連するページや会話があれば残す

カテゴリーは、気分ではなくジャンルで分けることにしました。

たとえば、次のような項目です。

  • 本館
  • SNS
  • AI
  • 創作
  • 健康
  • お金
  • 猫達
  • 読書
  • 買い物
  • 学習
  • 生活
  • 手帳・ノート
  • 人間関係
  • 気分・メンタル
  • その他

最初は、その日の質や気分で分類する案も考えました。

たとえば、「整った日」「疲れた日」「進んだ日」のような分け方です。

ただ、私が使いたかったのは、後から「何について書いた日記だったか」を見返すための目印でした。

そのため、気分ではなくジャンルで分けることにしました。

ここは、自分にとって大事な判断でした。

日記DBは自分を整える場所ですが、後から見返すこともあります。
その時に、「健康について考えていた日」「AIとの作業について感じた日」「猫達のことを書いた日」と分かった方が使いやすいと感じたからです。

テンプレートは細かく分けすぎない

日記DBの本文テンプレートも、かなり悩みました。

最初は、

  • 今日の事実
  • 今日の感情
  • 今日の気づき
  • 明日の自分へのひとこと

のように分ける案もありました。

これはこれで、振り返りとしては分かりやすい形です。

ただ、私は文章の流れで考えるタイプです。

項目が細かく分かれすぎていると、「これは今日の事実に書くべきか」「感情の方に書くべきか」と迷ってしまいます。

そうなると、書く前に分類を始めてしまいます。

日記DBは、分類するための場所ではなく、自分を整えるための場所にしたい。

そこで、テンプレートは次の3項目だけにしました。

## 今日ありがたかったこと

- 
- 
- 

## 今日の自分の褒めポイント

- 
- 
- 

## 書きたいこと

「今日ありがたかったこと」と「今日の自分の褒めポイント」は、箇条書きで書けるようにしました。

これは、意識しないと忘れやすい項目だからです。

反省や改善点は、わりと自然に出てきます。

でも、ありがたかったことや、自分を褒めることは、意識しないと後回しになりがちです。

だからこそ、あえて項目として置いておくことにしました。

一方で、「書きたいこと」は自由に文章で書ける場所にしています。

今日の出来事、反省、もやもや、明日への気持ち、考えたことなどは、ここに流れで書けばいい。

「明日の自分へのひとこと」も独立項目にはしませんでした。

必要であれば、書きたいことの中に自然に出てくると思ったからです。

項目を増やして整えるより、書きたいことを書ける余白を残す。

この方が、自分には合っていると感じました。

実際の記入イメージ

まだ日記DBは作ったばかりですが、記入イメージとしては次のような形です。

## 今日ありがたかったこと

- 猫達が近くで過ごしていて、作業の合間に少し気持ちが和らいだ
- AIと一緒に日記DBの項目を整理できた
- 手帳に残した断片を見返して、今日の流れを思い出せた

## 今日の自分の褒めポイント

- 完璧な設計にしようとしすぎず、まず日記DBを作れた
- 項目を増やしすぎない判断ができた
- 自分を整えるための記録場所を用意できた

## 書きたいこと

今日は、記録を全部ネタやナレッジにしようとしすぎていたことに気づいた。

ブログ運営をしていると、どうしても「これは記事になるか」「AIに渡せる情報になるか」と考えてしまう。

それは大事なことだけど、全部を素材として見すぎると、自分のためだけに言葉を置く場所がなくなる。

日記DBは、そのための場所にしたい。

成果につながるかどうかより、まずは今日の自分を整えるために書く。

そういう記録も、今の自分には必要だと思った。

このくらいなら、重すぎずに書けそうです。

毎日きれいな文章にする必要はありません。

箇条書きだけの日があってもいいし、「書きたいこと」が数行だけの日があってもいいと思っています。

続けるためには、完成度よりも、入力のしやすさを優先した方が良いと感じています。

読者が真似できる記録の分け方

今回の日記DBづくりで、読者の方にも応用しやすいと感じたのは、記録の目的を分けることです。

すべてをひとつのメモに入れると、自由ではありますが、後から見返す時に目的が混ざりやすくなります。

逆に、最初から細かく分けすぎると、入力する時に迷います。

その中間として、私は次のように分けました。

  • ふと思いついたこと、違和感、アイデアは泉DBへ
  • 実際に行った改善や作業記録は運営・ツール・AI活用ログDBへ
  • 一日の振り返りや感謝、自分を整える言葉は日記DBへ

日記DBを作る時も、最初から完璧な設計にしなくていいと思います。

まずは、最低限これくらいで十分です。

  • 日付
  • タイトル
  • カテゴリー
  • 自由に書ける本文
  • 感謝や褒めポイントのような、忘れたくない項目

特に、自分を整えるための日記にするなら、「ありがたかったこと」と「自分の褒めポイント」は入れておく価値があると感じています。

反省だけの日記は、続けるほど自分を責める場所になってしまうことがあります。

だからこそ、感謝と褒めポイントを先に置いておく。

それだけで、日記の向きが少し変わる気がします。

今後は使いながら調整していきたい

この記事を書いている時点では、日記DBは作ったばかりです。

そのため、「これで必ずうまくいく」と言うつもりはありません。

カテゴリーが今のままで足りるのか。
テンプレートが少なすぎないか。
逆に、書く負担が大きくならないか。
手帳からNotionへ移す流れが続くのか。

このあたりは、実際に使いながら調整していくつもりです。

今後、何日か使ってみたら、次は「日記DBを使ってみて分かったこと」として振り返るのも良さそうです。

作る前に考えていたことと、実際に書いてみて感じたことは、きっと少し違うはずです。

その違いもまた、ブログ運営やAI活用の記録として残していきたいと思っています。

まとめ:すべての記録をネタにしなくてもいい

今回は、Notionに日記DBを作った理由と、泉DB・作業ログとの使い分けについて書きました。

私にとって、泉DBは湧いたものを残す場所です。
運営・ツール・AI活用ログDBは、ブログ運営やAI活用の作業を残す場所です。
そして日記DBは、一日の終わりに自分を整える場所です。

AIを相棒にしながら個人ブログを育てていくには、AIに何を任せるかだけでなく、人間側が何を感じ、何を残し、何を判断するかも大切だと感じています。

すべての記録を、記事の素材やナレッジにしようとしなくてもいい。

時には、ただ今日の自分を整えるための記録も必要です。

日記DBは、そのための小さな土台になりそうです。

これから実際に使いながら、自分にとって無理なく続けられる形に調整していこうと思います。

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